高野神社
高野神社(たかのじんじゃ)は、岡山県津山市にある神社。式内社論社、美作国二宮で、旧社格は県社。
== 概要 ==
津山市西部に位置し、北西に神山を背負い、南に久米の佐良山を望み、眼下に吉井川を見下ろす地に鎮座する。
美作国の二宮とされた古社であり、美作三大社の一社に数えられる。中世以降、領主や津山藩主の崇敬が篤く、なかでも藩主・森氏が社殿の造営・社領の寄進を行い、当時の本殿は岡山県指定重要文化財となっている。そのほか、国の重要文化財の随身像などの文化財を現在に伝えている。
== 祭神 ==
主祭神
彦波限建鵜葺草葺不合尊 (ひこなぎさたけうがやふきあえずのみこと)
相殿神
大己貴命 (おおなむちのみこと) - 美作総社宮祭神
鏡作命 (かがみつくりのみこと) - 中山神社(美作国一宮)祭神
== 歴史 ==
=== 創建 ===
社伝では、当社の祭祀は吉井川の河原にあった碫馭盧岩(おのころいわ)に始まり、この岩を磐境として祀っていたと伝える。のち安閑天皇2年(534年)に社殿が創建されたという。
=== 概史 ===
平安時代中期の『延喜式神名帳』には式内社として「美作国苫東郡 高野神社」の記載があり、当社をそれにあてる説がある。当社は遅くとも平安時代後期から美作国二宮として栄えていたとされ、当社を比定する説は多い。